私達の氏宮は男山の麓にある水尾神社です。男山の南東400m程に男山と対をなす名前の姫山があり、姫路城の天守閣が聳えています。姫山は播磨国風土記に記された「日女道丘」と考えてほぼ間違いないと思われ、「姫路」の地名はこの「日女道丘(ひめじおか)」に始まるとされます。

　　「日女道丘」は風土記の餝磨郡伊和里の条に現れる有名な「十四丘説話」の中の一つの丘ですが、水尾神社の氏子町の一つ「岩端(いわばな)町」の名称の起源は、「伊和里の端っこ」ということでしょう。

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